Red Hat Enterprise Linuxには、Disaster Recoveryシステム用のサブスクリプションはありますか?

A.はい、あります。

番系、待機系サーバーの存在する構成において、待機系サーバー用のサブスクリプションは、ご利用環境により、下記のように購入ください。

ディザスタリカバリー(DR)製品が購入できるケース

■ウォームバックアップ:
サーバは周期的に起動され、本番サイトからのバックアップを取得したり、Red Hat Networkからアップデートを取得します。これらのアップデートは、60日に1回以上の頻度で行われないものとします。ウォームバックアップとして利用される代表的な例としては、レプリケーションやログの転送によるシナリオが該当します。

※DR用途のサブスクリプションは、通常のサブスクリプションに対して50%の金額となります。

通常製品の購入が必要なケース

■ホットバックアップ:
頻繁に起動され、本番システムの即時引き継ぎを可能としているものです。クラスタとして構成され、フェールオーバー先として定義されるのが一般的です。

※サポートの種類やハードウェア/ソフトウェアの構成が原則、同一である必要があります。

サブスクリプションの購入が必要ないケース

■コールドバックアップ:
サーバにソフトウェアがインストールされ、構成されているものの、Disasterが発生するまで、あるいは周期的に行われるテスト以外では、起動されないものとします。ただし、Disaster発生後に切り替えるまで、Red Hat Networkによるアップデートは利用できません。

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